老前整理のやり方や方法

老いる前の生前整理

老前整理とは、老後を快適で安全に暮らすために、気力・体力・判断力のあるうちに家の中を整理しようという片付けの考え方です。

一般的には、所有者が亡くなった際に行うことが多い遺品整理ですが、これを、生きているうちに行うもの。また、老いる前に行うものを老前整理といいます。

亡くなった際に、家族や子どもに迷惑を掛けたくないと、自ら遺品整理を行うことがきっかけで老前整理や生前整理が始まりました。

老前整理とは

自分で老前整理を行う

老前整理は、身体が動く内に不用品を処分し、すっきりと片付いた快適な生活空間を手に入れることです。

引っ越しのように期限が決められているわけではないので、あせらずに少しずつ、計画的に進めることがコツです。

一度に、まとめてやる方もいるのですが、急に身体を動かして、関節を痛めることもあるので、あくまで出来る範囲で行いましょう。

また、どうしても、自分だけでは出来ないという場合には、老前整理を行ってくれるサービスもあるので、そちらも検討しましょう。

老前整理のやり方

途中で面倒になってやめてしまわないために、以下のようなやり方で進めましょう。

• 時間に余裕のある日から始める。
• 最初に家全体をじっくり見る。
• 一番不用品が少ない場所から始め、徐々に多い場所へと進める。

片付ける場所を決めたらリストを作り、整理整頓が済んだらチェックを入れるようにすると、進行具合が目に見えて分かるのでやる気が持続します。

不用品の分別・分類

片付ける場所を決めたら、

• 必要なもの
• 不要なもの
• 思い出の品
• 保留

の4つに分類していきます。

保留に関しては、3ヶ月後に再び分類し直すと、考えが変わることもあります。

処分しようと決めたものは思いきってどんどん捨てていきましょう。

ただ、どうしてももったいなくて捨てられないという方は、不用品の買取サービスを行っている業者もあります。

捨てるのはもったいないけど、買取なら…。という方も多いのでは？

自分で行うのも良いですが、おすすめは業者を利用

以上が老前整理のやり方なのですが、個人的にはやはり老前整理サービスを利用することをお勧めします。

というのも、一言に老前整理といっても、時間がかかってしまいます。

少しずつ要らないものを分別していると、1ヶ月、2ヶ月掛かってしまうこともあります。

若い頃の1ヶ月や2ヶ月なら大したことはありませんが、歳を取ってからの1ヶ月は長いものです。

時間が限られているため、その時間を老前整理に割くのなら、お金を払いやってもらったほうが、自分の時間を有効に過ごすことが出来ます。

また、業者に依頼したほうが、早く綺麗にまとまります。

相談するだけなら、無料で行ってくれるので、一度検討してみても良いのではないでしょうか？